特定領域「ストレンジネスで探るクォーク多体系」(領域代表者:永江知文)は、 平成17年度より発足し、平成21年度までの5年間を研究期間としています。

目標

物質の構成要素である原子の中心にある原子核は、アップ(u)、ダウン(d)と 呼ばれる二種類のクォークのみからできており、中心密度がほぼ一定という特徴を 持っています。また、3個のクォークからなる陽子と中性子の多体系(集合体)でも あります。本研究では、大型加速器(J-PARCやSPring-8等)によって作られる第3の クォーク、ストレンジ(s)クォークを原子核に埋め込むことにより、新しいクォーク 多体系を生成して研究します。クォークの種類という自由度が増えることにより、 より高密度のハドロン・クォーク物質や、二種類のクォークでは実現できなかった ような多彩な状態の存在が期待されます。その解明により、ストレンジネス・クォーク 多体系の物理学の構築を目指しています。

最近の動き

田村裕和・東北大学大学院理学研究科・教授(計画研究イ 代表者)が「ハイパー核ガンマ線スペクトロスコピーの研究」で仁科記念賞を受賞しました。 (2009年11月9日)
仁科記念財団のページへ
第10回ハイパー核及びストレンジ粒子物理学に関する国際会議(Hyp-X)が2009年9月14日から18日、茨城県東海村で開催されました。
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高校生のための講演会を2009年8月1日(土) 京都大学で開催しました。
72名の参加者がありました。
第4回 研究会
を2008年10月29日〜31日に開催しました。
第3回 研究会を2007年11月26日〜28日に開催しました。
第2回サマースクール「ハイパー核&ハドロン」を
2007年9月11日〜14日にKEK(つくば)で開催しました。
第2回 研究会を2006年12月13日〜15日に開催しました。
理論班の研究分担者である肥山詠美子(奈良女子大学)助教授が、 平成18年度の西宮湯川記念賞を受賞しました。
第1回 研究会を2005年11月17日〜11月19日に、 静岡県伊東温泉にて開催しました。
第1回サマースクール「ハイパー核実践講座」を
2006年7月24日〜27日にKEK(つくば)で開催しました。